秀麗富士の広大な裾野に広がる本市は、山梨県の南東部に位置し、海抜750mの市外地を形成する高原都市です。古くから富士山信仰の町として栄え、御師文化の面影が今も残されています。
また、明治以降織物が近代産業として脚光を浴びて以来、政治・経済・教育文化の面で富士北麓の中核都市としての役割を果たしてきました。
毎年7月の第4金曜日には、市役所から富士山頂を目指す日本一過酷な山岳レース、「富士登山競争」が開催されます。また、8月26日には日本三奇祭の1つに数えられ富士山の山じまいを告げる「吉田の火祭り」が開催され道路は一面火の海と化します。
富士山の伏流水を利用して打つ「吉田のうどん」はコシとツヤに富み、市民の食生活に欠かせない一方、近年多くの観光客がうどん目当てに訪れます。