○富士五湖広域行政事務組合消防吏員服制規則

平成2年2月1日

規則第10号

(目的)

第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項に基づき、富士五湖広域行政事務組合消防吏員(以下「吏員」という。)の服制について定めることを目的とする。

(着装上の注意及び管理)

第2条 全て服装は富士五湖広域行政事務組合の表徴であることに深く留意し、常に清潔端正であって、服装を通じて品位の向上に努めるとともに保管、管理に関しては細心の注意を用いなければならない。

(服制)

第3条 吏員の服制は、別表のとおりとする。

(着装)

第4条 吏員の服装は、上衣、ズボン、帽子、階級章、徽章、ワイシャツ、ネクタイ及び靴を着装することをいう。

2 夏に限り前項の規定にかかわらず上衣、ズボンに加え、夏上衣同ズボンを着装することができる。

(勤務中の服装)

第5条 吏員が勤務に服するときは、前条の服装をするものとする。ただし、勤務の状況によって消防長が認めたときはこの限りでない。

(着用期間)

第6条 制服の着用期間は、次のように区分する。

冬服 10月1日から翌年5月末日まで

夏服 6月1日から9月末日まで

2 前項の期間は気候の状況によって変更することができる。

(被服着装の制限)

第7条 外とうは、防寒用として室外において着装する。

第8条 雨衣は、雨雪の際屋外において着装する。

(委任)

第9条 この規則の施行について必要な事項は消防長が定める。

この規則は、公布の日から施行する。

(平成14年規則第6号)

(施行期日)

この規則は、公布の日から施行する。

(平成29年規則第9号)

この規則は、平成30年4月1日から施行する。

別表

冬帽

濃紺

製式

男性

円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。

あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。

形状は、図のとおりとする。

女性

円形つば型とし、帽のまわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。

形状は、図のとおりとする。

き章

銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。

台地は濃紺とする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

周章

男性については、帽の腰まわりには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合には、蛇腹組金線及び蛇腹組黒色線を、消防司令補の場合には、蛇腹組黒色線を巻くものとする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

夏帽

製式

男性

円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。

あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。

まちはメッシュとする。

形状は、冬帽と同様とする。

女性

形状は、冬帽と同様とする。

き章

冬帽と同様とする。

ただし、台地は紺とする。

周章

男性については、帽の腰まわりに、紺又はその類似色のななこ織を巻くものとする。

冬アポロキャップ

色又は地質

紺の合成繊維の織物

製式

前ひさしは地質と同様とする。

帽の前面に、金色糸で英字の刺しゅうをする。

前ひさしに金色糸で月桂樹の刺しゅうをする。

形状は、図のとおりとする。

き章

銀色糸で刺しゅうされた消防章とする。

夏アポロキャップ

色又は地質

冬アポロキャップと同様とする。

製式

冬アポロキャップと同様とする。ただし、帽体前部を除いてメッシュとする。

形状は、冬アポロキャップと同様とする。

き章

冬アポロキャップと同様とする。

保安帽

色又は地質

白の強化合成樹脂又は堅ろうな材質

製式

内部に頭部の震動を防ぐ装置をつける。

帽の縁に黒色のビニール製又はゴム製の緩衝物をつける。

あごひもは、合成繊維とする。

形状は、図のとおりとする。

き章

銀色消防章とする。

周章

帽の腰まわりに一条ないし三条の赤の反射線をつける。

寸法は、図のとおりとする。

防火帽

保安帽

色又は地質

銀の強化合成樹脂又は堅ろうな材質

製式

内部に頭部の震動を防ぐ装置をつける。

前部に防護フードをつけ、あごひもは、合成繊維とする。

形状は、図のとおりとする。

き章

銀色金属製消防章とする。

台地は地質と同じものとする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

しころ

色又は地質

黒又は濃紺の耐熱性防水布

製式

取り付け金具により帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。

形状は、図のとおりとする。

冬服

上衣

冬帽と同様とする。

製式

前面

男性

折りえりとする。

胸部は二重とし、消防章をつけた金色金属製ボタンを2行につける。

形状は、図のとおりとする。

女性

打ち合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。

階級章

黒の台地とし、上下両縁に金色ししゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章をつける。

階級章は、右胸部につける。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

消防長章

銀色の台地とし、金色線三条及び黒色線二条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。

消防長章は、階級章の上部につける。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

そで章

黒色しま織線一条に消防司令補以上は蛇腹組金線一条を消防士長は蛇腹組銀線一条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章をつける。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

えり章

左えりに、富士五湖広域行政事務組合を表徴するバッジをつける。

エンブレム

左上腕部にエンブレムをつける。

下衣

上衣と同様とする。

製式

男性

長ズボンとする。

形状は、図のとおりとする。

女性

長ズボン、スカートとする。

形状は、図のとおりとする。

夏服

上衣

淡青

製式

前面

男性

シャツカラーの長そで又は半そでとする。

淡青又はその類似色のボタンを1行につける。

形状は、図のとおりとする。

女性

打ち合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個で止める。

階級章

冬服上衣と同様とし、胸部右のポケット上部につける。

消防長章

冬服上衣と同様とする。

エンブレム

下衣

夏帽と同様とする。

製式

男性

冬服下衣と同様とする。

女性

冬服下衣と同様とする。

活動服

上衣

濃紺とし、えり、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。

製式

長そでとし、背面上部に消防本部名を表示する。

用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。

形状は、図のとおりとする。

階級章

冬服上衣と同様とし、胸部右のポケット上部につける。

ズボン

上衣と同様とする。

製式

長ズボンとする。

用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。

形状は、図のとおりとする。

冬救急服

上衣

色又は地質

明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケ。

製式

前面

台えり付きシャツカラーの長そでとし、ウェストラインにタックをいれる。

比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットをつけ、胸部左右のポケットにはふたをつける。

えりに、ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白のブロードの替えりをつける。

胸部左のポケット上部に、地質と同じ台地に消防本部名を濃い灰色糸で刺しゅうしたししゅうネームを縫いつける。

形状は、図のとおりとする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。

階級章

夏服上衣と同様とする。

ズボン

色又は地質

暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニー

製式

長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットをつける。左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。

形状は、図のとおりとする。

夏救急服

上衣

色又は地質

明るい黄みの灰色で、ポリエステルを使用したピンホールトロピカル。

製式

長そで又は半そでとし、その他は、冬救急服上衣と同様とする。

ただし、半そでの場合は、左肩下のポケットをつけないものとする。

形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。

肩章

外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。

階級章

夏服上衣と同様とする。

ズボン

色又は地質

暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカル

製式

冬救急服ズボンと同様とする。

救助服

上衣

色又は地質

オレンジ色で難燃性のものとする。

製式

開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットをつける。

形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。

階級章

夏服上衣と同様とする。

ズボン

色又は地質

上衣と同様とする。

製式

長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。

形状は、図のとおりとし、図中二重斜線の部分は当て地とする。

防火衣

上衣

色又は地質

防火帽しころと同様とする。

製式

折りえりラグラン袖式バンドつきとする。

多層構造とし、肩及びその前後に耐衝撃材を入れ、上前は、マジックテープ及びファスナー式とし、ポケットは左右側腹部に各1個をつけふたをつける。

形状は、図のとおりとする。

ズボン

色又は地質

防火帽しころと同様とする。

製式

多層構造の長ズボンとする。

脱着式のサスペンダーをつける。

形状は、図のとおりとする。

外とう

冬服上衣と同様とする。

製式

男性

折りえり

胸部は二重として、消防章をつけた金色ボタンを2行につけ、胴にはバンドをつける。

後面はすそを裂くものとする。

えり部に頭きんどめの黒色ボタンをつけ、頭きんに鼻おおい1個及び黒色ボタンをつける。

そで章は、冬服上衣そで章と同様とする。

形状は、図のとおりとする。

女性

打ち合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。

ワイシャツ


手袋


礼式用は、ホック付き白織物とする。

ネクタイ


黒又は濃紺

バンド


各ズボンと同色とする。

冬夏服用は、前金具の中央には消防章をつける。

活動服用は、紺色のピン式2穴型とする。

救急服用は、白色のピン式2穴型とする。

救助服用は、オレンジ色のピン式2穴型とする。


黒の短靴又は半長靴とする。ただし、防火用は黒のゴム製長靴(踏抜き防止板を挿入する。)とする。

消防手帳


表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。

中央上部に消防章を、その下に消防本部名を、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもをつけ、表紙内側には、名刺入れをつける。

用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し換え式とし、その枚数は、恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。

形状及び寸法は、図のとおりとする。

備考

1 略帽及び救急帽、救助帽については、アポロキャップをもって、これに代えることができる。

2 冬帽若しくは冬服又は夏帽若しくは夏服についてその一部にオレンジ色を配し、又は冬服若しくは夏服と併せて用いるエンブレム、ネクタイ等についてオレンジ色を基調としたものとすること等により、冬服、夏服等の一部にオレンジ色を配するものとする。

3 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。

4 夏服のえりについては、開きん(小開き式)をもって、シャツカラーに代えることができる。

5 活動服及び救急服については、ファスナーをもって、ボタンに代えることができる。

6 外とうについては、ブルゾンをもって、これに代えることができる。

7 消防手帳については、消防章、消防本部名及び図消防手帳の部中恒久用紙に表示された事項を表示したカードをもって、これに代えることができる。

8 形状に関する図で示しているポケット、ボタンの数及び位置については、図と異なるものとすることができる。

冬帽

女性

男性

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消防章

き章

あごひも留め消防章

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周章

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アポロキャップ

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保安帽

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防火帽

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保安帽及びしころにつける階級周章

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階級章

消防士長

消防監

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消防副士長

消防司令長

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消防士

消防指令

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消防司令補


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前金具

消防長章

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上衣・外とうそで章

消防指令

消防司令長

消防監

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消防副士長

消防士

消防士長

消防司令補

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冬服

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スカート

ズボン

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ボタン

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夏服

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活動服

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ズボン

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冬救急服

後面

前面

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ズボン

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夏救急服

後面

前面

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後面

前面

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救助服

後面

前面

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ズボン

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防火服

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外とう

後面

前面

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消防手帳

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富士五湖広域行政事務組合消防吏員服制規則

平成2年2月1日 規則第10号

(平成30年4月1日施行)

体系情報
第4編 事/第3章
沿革情報
平成2年2月1日 規則第10号
平成14年10月1日 規則第6号
平成29年12月15日 規則第9号